朝の5時半

まだ温もりを知らないアスファルトは
私の足下から力を奪ってゆく

乾ききった冷たい風は
火照った体から熱をさらってゆく

その場に倒れ込みそうになる
ひざをピンッと張って
ぬるくなったコーヒーを一気に飲み干す

眠たい目をこすり
白い息を一息に吐き出すと

疲れ果てた体に流れる血に
温もりを見つけホッとする

日の出と共に訪れる今日という日を
全身で感じながら・・・





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