霧雨の午後


見慣れた景色を眺めていたら

舞い上がる霧の中に

あの頃の自分を見た

私から彼を引くと後に残るのは

欺瞞と罪悪感の矛盾な駆け引き

求めれば求める程に

今日も心が磨り減るばかり

胸の痛みを抱えながら

無理矢理つくる笑顔の毎日

あの頃の笑顔など

とうの昔に置いてきた

私はそうやって生きてきた

悲観的に生きるつもりはないけど

霧も晴れてきたことだし

そろそろさよならしようよ

太陽が出ないうちに

早くあっちにお帰り

心配はいらないよ

だってほら

作った笑顔は完璧だもの






SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送